お見舞いに行き、説教される

旦那の実家のお兄さんが検査入院と言うのでお見舞いにいく
元気がないと聞いていた義理兄は
私が遅れて入ってきたとたん
「仕事はどうや」とかなり元気な声で聞いてきた
？
この人って、世間話をするような人じゃないから
質問をしてきたということは、なにか説教したがってるってことなんだ
なんだなんだ、何が言いたいんだ！
と、あせる小心な私は、ありきたりな返事でごまかす
「そんなのは、あたりまえのことや！だいたいね・・・」
以下持って回ったような話し方で自分の考えをしゃべり出す
旦那と同じで結論が最後にならないとわからない
いろいろ脱線しながら、よくよく、よく、聞くと
「自分に溺れず前進あるのみ」だそうだ。
昨日まで、辛かったらしく、見舞いも早々に引き取ってもらっていたのに
今日は朝から、調子がよく、だいぶ、うれしかったんだろうか
唯一の他人の私を捕まえて、うんにゃら　うんにゃら、
いつもよりテンション高かった
本当はもっとちゃんと話のわかる人が来てくれてたらよかったのにね

その中で出てきたフランスで見た抽象画についての話しに
ちょっと引っかかった
円があって、10時に向けて、中心から筋がある絵だったと言う
その筋が今の人間をあらわしてると解説してもらったそうだ
「（ここまで進んだと思っている）人間でも、まだまだ進化できる余地はこんなにある、ちゅうことや」
そ、そういう解釈するんですか
私は「わかってるつもりになってても、こんなもんだから謙虚になれよ」って、文明への提言かと思ったのに
パワーのある人は違うなあ

ちなみに、同じ、持って回った話しをするウチの旦那は
断線したら脱線しっぱなしになることが多々ある。
かわいいもんだ